パワースポット:筑波山

日本百名山の一つの筑波山。いつか行きたいと思っていましたが、なかなか機会に恵まれず行くことができませんでした。しかし登山当日の降水確率が70%だったため、当初予定していた山は諦め、比較的登りやすく雨が強くなった時には乗り物を利用して下山できる筑波山に行くことになりました。

どんより曇り空で、いつ雨が降ってもおかしくない日には登山客&観光客の数がぐっと減ります。静かに登山したい方、ゆっくり写真を撮りたい方にはお薦めです。

今回はおたつ石コースから白雲橋コースに合流し頂上を目指すコースにしました。よく写真で目にする奇岩怪石があるのはこの白雲橋コースです。

つつじヶ丘駐車場の登山口から出発し、鳥居をくぐり、ゆるやかな階段を登っていくと「つつじヶ丘高原」に、そこから更に登っていくと弁慶茶屋跡に到達します。

弁慶茶屋跡からが白雲橋コースになるのですが、標高が高くなるにつれ霧がだんだん濃くなってきて雰囲気がガラっと変わりました。最初に目にした奇岩怪石は、聖と俗を分ける門と言われている弁慶七戻りの岩です。どういうバランスで置かれているのかと何度も行ったり来たりして見てしまいました。この日は霧がかかっていたので、特に神秘的でした。

高天原には天照大神を祀る稲村神社がありましたが、階段が崩れていて登れなかったのでスルー、母の胎内くぐり陰陽石・国割り石を経て出船入船に到着。 名前のせいかもしれませんが、岩が出ていく船と入ってくる船のように見えます。ここで今回の登山と旅行の安全を祈願しました。裏面大黒は確かに見えないこともないですが、看板なしでそれと言える人はいない気がします。 北斗岩は北斗七星のように動かないという意味でその名前になったようです。形はあまり関係ない気がしました。

次は屏風岩のはずでしたが、よくわかりませんでした。(立ち入り禁止の看板を進んでいくと見つけられたようです😢)登りの最後にでてきた大仏岩ははっきりわかりました。高さは15mもあるらしく、見ると感動します。

筑波山には15の奇岩怪石がありますが、このコースで見られるのは10のみでした。セキレイ石ガマ石は女体山頂からケーブルカー駅に向かう尾根沿いの登山コースに、立身石・御海は 筑波山ケーブルカー山頂駅から男体山頂の下を巡る自然探究路 にあるようです。白蛇弁天は 弁慶茶屋跡の分岐で筑波山神社コースに行くと見れるようです。

筑波山自体がパワースポットなので、ケーブルカーやロープ―ウェイで山頂に行かれてもパワーは十分頂けると思います。晴れた日もよいと思いますが、雨の降りそうな曇りの日は霧がかっていて幻想的です。機会があれば是非訪れてみて下さい。