パワースポット:最乗寺

先々週、足柄峠へハイキングへ行った後、前回行き損ねたパワースポットを周るため最乗寺に立ち寄りました。

最乗寺は曹洞宗の中でも3本の指に入る格式のあるお寺です。天狗と密接な関わりがあり、境内には天狗の像や、下駄が奉納されています。6月に訪れた際には、明神が岳登山の後だったため、足が動かず本堂以外へ行くことができませんでした。今回は軽登山の後でしたので、ゆっくり参拝することができました。

最乗寺結界門

まず本堂で参拝後、左側に進んでいきます。多宝塔、不動堂、鐘楼を通り過ぎると、白い橋があり、その先に左右2人の天狗に守られた結界門が現れます。この橋の前に来ただけで、空気が違う気がしました。右手には清心の滝があります。ここで邪心が流されるかのように、勢いよく水が流れています。結界門をくぐって中へ入ると、そこはもう別世界のようです。時間の流れが止まっているような不思議な感覚があり、澄んだ空気で満たされている気がしました。最乗寺奥の院門の右手にある階段を登り、御真殿で参拝を終え、三面殿に寄って帰るつもりでしたが、せっかくなので奥の院まで足を伸ばすことにしました。奥の院に行くには350段の階段を登らなければなりません。長い階段ですが、登っていけばいつかは着くので、焦らず気長に登ることにしました。光に照らされた奥の院は神秘的で、高い場所から「この地一帯を守っている」そんな感じがしました。参拝後もと来た階段を下り、三面殿を周ってパワースポット巡りは終了しました。

前回行けなかったことを後悔しましたが、今回は全て周ることができて本当によかったです。この本殿から先のパワースポットは行く価値ありだと思います。清々しい気持ちになり、パワーをいただけた気がします。また南足柄市に来た際には、是非立ち寄りたいと思いました。