パワースポット:成田山新勝寺
先月千葉県にある成田山新勝寺に行ってきました。
「成田山新勝寺の御本尊不動明王は、真言宗の開祖、弘法大師空海が自ら一刀三礼(ひと彫りごとに三度礼拝する)の祈りをこめて敬刻開眼された御尊像です。932(天慶2)年に平将門が新皇と名乗り朝廷と敵対、平将門の乱が勃発しました。朱雀天皇の勅命を受けた寛朝大僧正が不動明王の御尊像と共に関東へ上陸、成田の地にて御護摩祈祷を厳修、結願の日に将門の乱が終息し、関東に再び平和が訪れました。寛朝大僧正が都へ帰ろうとしたところ、御尊像が磐石のごとく動かず、この地に留まるよう告げ、人々を救うために成田山新勝寺が開山されました。」
「不動明王は、真言密教の最高仏である大日如来の成り代わった姿です。右手には心のあらゆる迷いを断ち切る利剣を握っています。左手には物事を正しい方へ導くための羂索という縄を持っています。お不動さまが座っている磐石という大きな岩は、堅固な御心を表しており、あらゆる障害を焼き尽くす火焔を背負っています。」
新勝寺の玄関である総門、次に赤い大きな提灯が下がっている仁王門があり、そのまままっすぐ進むと大本堂があります。階段を上ってすぐ目に入る広大な敷地と大本堂の大きさに圧倒されます。大本堂で参拝を済ませ、更に奥へ進んでいくと左手に出世稲荷の看板が見えてきます。出世稲荷はひっそりと静かな場所にあり、鳥居をくぐって階段を上ると両脇に立派な木が立っています。その木からなのか、その場所からなのかはわかりませんが強い気を感じました。この場所はすごいなと感心していると、木の付近から綺麗な毛並みの猫が出てきました。オレンジとシルバーと白の三毛猫で、顔も体もほっそりしており、お稲荷さんに少し似ている気がしました。首輪をしていなかったので飼い猫ではなさそうです。すぐにどこかに行ってしまいましたが、この場所で見ることができたので特別な感じがしました。
出世稲荷を後にしてもと来た道を戻ると、厄除お祓いの祈祷所の釈迦堂、その先には重要文化財の光明堂があります。左から順に愛染明王、大日如来、不動明王が奉安されており、靴を脱いで中で参拝することができます(写真撮影は禁止です)。更に先に進むと健康長寿と病気平癒の祈祷所の醫王殿、最後に真言密教の教えを象徴する平和の大塔があります。御本尊不動明王を参拝後、隣接されている公園を散歩しました。緑の中をゆっくり歩き、リフレッシュすることができました。予想していたよりも広く、周り切ることができなかったので、次回はしっかり歩ける靴を履いてこようと思います。
新勝寺に流れている気が良かったせいか、ずっとここに居たいと思いました。もしかすると自分と相性がいいお寺なのかもしれません。「千年以上も御護摩の火を絶やすことなく、人々の心願成就を祈願してきた新勝寺」興味のある方は是非訪れてみて下さい。
引用サイト:大本山成田山
引用サイトタイトル:成田山のはじまり(開山縁起)
引用サイトURL:http://naritasan.or.jp/about/hajimari.html
引用サイトタイトル:成田山のお不動さまとは
引用サイトURL:http://naritasan.or.jp/about/ofudousama.html