パワースポット:三峯神社

以前より一度は参拝したいと思っていた三峯神社へ行きました。

「こちらの神社に祀られている神様は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)で、日本の国土と日本の神々を創造した夫婦の神様です。その昔三峯山で日本武尊は伊弉諾尊・伊弉册尊が国を創ったことを偲んで、当山にお宮を造営して二神を祀り、この国が永遠に平和であることを祈ったというのが三峯神社の始まりとあります。」

三峯神社随身門

日本の基を築いた神様が祀られている神社ということ、行くまでに4時間かかったということで自ずと期待値が上がりました。午前中に到着できたせいか、駐車場は混雑していませんでした。車を降りて階段と坂を上っていくと、最初に白い鳥居、次に随身門、そこをくぐると杉の並木道になり雰囲気が変わります。そこから更に進んでいくと拝殿があります。混んでいなかったためすぐに順番が回ってきて参拝することができました。参道を歩きながら?と思ったのですが、ここでは神社やお寺で感じる気のようなものを感じられませんでした。神様が祀られている場所なので、神様の力が無くなるということはないと思いますが、枯渇しているような気がしました。私の感覚の違いなので信憑性は全くありません。ただここにはあまり居たくないと思いました。神様の気よりも人間の気が勝っているようで、パワースポットですが、逆にパワーを奪われる気がしたため、早々にこの場から立ち去りました。

三峯神社拝殿

1つの理由として考えられたのは毎月1日に頒布していた白い「氣」御守りです。現在は交通渋滞が解消できないため頒布を制限していますが(毎月朔日・晦日に三峯神社興雲閣への宿泊予約が確定している方のみ頒布)、それまで多くの方々が御守りを求めて神社を訪れました。夜明け前から大渋滞している異様な光景をテレビで見たことがあります。頒布数は公開されていませんでしたが、かなりの数の御守りが販売されたと思われます。その御守りを求めて訪れた方々の気が神社に強く残っているようでした。神様を敬うことより御守り購入が目的となってしまい、そのことから神様の力が弱くなってしまったのかもしれません。

ご神木の力も弱まっている気がしたのですが、それでも多くの方がご利益を得ようと木を触っていました。木に触れてOKの看板は立っていても、木は触られることを願っておらず嫌がっているかもしれません。またこれまで多くの人が様々な思いで木に触れていれば、その念が木に残ります。自分にとって悪影響を及ぼすものも少なくないと思われますので、不用意に木に触れるのは避けた方がよいと思います。

その後奥宮に行くかどうか迷いましたが、せっかく登山の準備をしてきたので行くことにしました。奥宮については来週書くことにします。

引用サイト:三峯神社
引用タイトル:ご祭神・由緒
引用サイトURL:http://www.mitsuminejinja.or.jp/saijin/index.htm