パワースポット:日御碕灯台&神社

出雲大社参拝のついでに、日御碕(ひのみさき)灯台と神社へ行ってきました。

出雲大社連絡所から日御碕灯台まではバスで約30分。チケットを購入した際に、灯台→神社の順で周った方がよいとアドバイスをいただいたので、そのようにしました。バスから降りると風が強く、日差しは強いのに日傘はさせない状態です。周辺でお昼を済ませ、歩いていると、青い海と真っ白な灯台が目の前に現れました。

「灯台は明治36年(1903)に設置され、高さが43.65m。日本一高い灯台で国の登録有形文化財に認定されています。」海から登ってくる気は強く荒々しいのですが、不純なものがない澄んだものを感じました。大きく深呼吸して、体中に気を取り入れます。

せっかくなので灯台上部の展望台まで上がることにしました。傾斜が急な163段の螺旋階段を上り展望台へ到着、風が強く飛ばされるかも?と思いながらも、景色を堪能できました。しかしほっとしているのもつかの間、螺旋階段で足が止まりました。上りよりも下りの方が、下が見える分怖さを感じるのです。階段の途中で会った小学生の男の子は「上らなければよかった。。。」と後悔していました。躊躇しながらも、ゆっくり時間をかけておりました。

その後灯台から遊歩道を歩き日御碕神社へ向かいました。途中に見えた経島(ふみしま)は「天照大神が現在の日御碕神社に祀られる前に鎮座されていたという島で、神職以外の立ち入りが禁止されており、年に1度の祭事のときに神職のみが渡ることができる島」でした。島にポツンと建つ鳥居には違和感がありましたが、神域とは本来このような場所なのかもしれません。そう思うと神聖な気持ちになりました。

歩いていてなぜ灯台前から降りた方がよかったのか理由がわかりました。逆だとこの炎天下で坂を上らないといけないからです。日陰になるところがほとんどなく、暑くて溶けてしまいそうだったので助かりました。

「日御碕神社は下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」と上の宮「神の宮」という上下二社からなり、「日沉宮」には天照大神、「神の宮」には素盞嗚尊(すさのおのみこと)が鎮座しています。この「日沈宮」は伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」 との神勅により祀ったのが始まりと言われています。神話に出てくる二人の神様が鎮座される、厄除けや縁結びをご利益とした霊験あらたかな神社です。」

朱色の桜門をくぐると、右側階段上に「神の宮」があり、正面に「日沉宮」があります。写真では敷地の広さを感じたのですが、訪れてみるとかなりコンパクトでした。参拝客が少ないのは出雲大社から離れているせいでしょうか?それとも寂れた感がするからでしょうか?パワーは正直ほとんど感じられず残念でした。参拝客が多すぎるのも問題ですが、少なすぎると人の気が溜まらないので、それはそれで神社のパワーを弱める気がします。以前はもっと強かったのかもしれません。あまり長くここにいない方がいい気がしたので、早めに参拝を終えました。

帰りのバスまで時間ができたのですが、暑さで動く気になれず、ただ日陰に座り帰りのバスを待ちました。冷房の効いたバスに乗れた時は嬉しかったです。後に聞いたのですが、この日は37度で猛烈に暑かったとのこと。しかし熱中症にもかからず、無事に観光できてよかったです。

引用サイト:人のご縁も、旅の繋がり。出雲観光ガイド
引用サイトタイトル:出雲日御碕灯台
引用サイトURL:https://www.izumo-kankou.gr.jp/677

引用サイトタイトル:日御碕神社
引用サイトURL:https://www.izumo-kankou.gr.jp/678