パワースポット:走水神社

以前に本で読んだ時は興味を惹かれることがなかったのですが、最近その本を読み返した時に気になったので、2月の暖かい日に走水神社へ行ってきました。

京急電車の馬堀海岸駅で下車、SEIYU前のバス停から京急バスに乗り走水神社で降ります。 バスは後乗り前降りだったので若干戸惑いました。慌てて乗ったので「このバスでよかったのか?」と不安になりましたが、海が見えて視界がパッと開けると自然と気持ちが落ち着きました。

いよいよ目的地へ到着。そこで降りたのは私と女性の2人だけでした。のぼりが出ているので神社はすぐにわかります。道路を渡っていざ神社へー静かで穏やかな空気が流れていました。

走水神社社殿と猫
走水神社社殿で猫がお出迎え(*^-^*)

この神社には日本武尊(やまとたけるのみこと)と 后の弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと) が祭られており、伝説には渡海の 際に激しい雷雨に襲われて、海神の怒りを鎮めるために、弟橘媛命 が 日本武尊に代わって海に身を投げ雨風を静めたそうです。後に弟橘媛命 が祭られていた橘神社が、軍用地として買収されたので、この神社に祭られることになりました。

ここの神社は女性の神様が祭られているせいか、荒々しさがなくふわっと包まれるような感覚があります。それでいて優しいだけでなく、どこか強さも感じられます。荒れ狂う海に身を投じる自己犠牲の愛と意志の強さからきているのでしょう。パワーが強いので元気な時に行くのがよいと思います。意志を貫く勇気が欲しい方、見返りを求めない愛情を得たい方にお薦めの神社です。

社殿横の階段を登ると海が見え、潮風が気持ちいいです

社殿の横の階段を登ると弟橘媛命記念碑があり、更にその上には神明社・諏訪社・須賀社の三社が祭られています。時間に余裕があれば、社殿を参拝後、他の場所にも是非足を延ばしてみて下さい。 階段の途中にベンチがあるので、そこで海を見ながらゆっくり休憩すると、パワーをいただけるだけでなく癒されます。